手持ちのフィルムカメラを紐解いていく 35mm判カメラ編


所有しているカメラを紹介していきます。

現在、35mm判カメラは6台所有しています。

壊れていたものは修理に出して直して頂いたので、一応すべて動作するものです。

所有している中判カメラの紹介はこちらの記事へどうぞ。

中判カメラで撮影した写真
手持ちのフィルムカメラを紐解いていく 中判カメラ編

  前回は35mm判カメラでした。 今回は所有している中判カメラを紹介していきます。 現在 ...

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たいしたものはないかもしれませんが、国産のフィルムカメラで自分の気に入ったものを好きなように購入し使っています。

海外のフィルムカメラにももちろん興味はありますので、LeicaやHasselbladもいつかは使ってみたいと思っています。

ASAHI PENTAX KX

形式 35mmフィルム一眼レフカメラ
シャッター B、1秒~1/1000秒
機械式
横走り布幕フォーカルプレーンシャッター
露出計 TTL開放中央重点測光
ファインダー 視野率約93%
レンズマウント ペンタックスKマウント
電池 SR44又はLR44を2個
発売年 1975年

あらまし

父から貰ったカメラです。ありがとう。

初めてこのカメラのシャッター音を聞いた時の心地よさは忘れられません。

貰った当初はカビだらけでシャッターを切るとミラーアップ。

再びシャッターを切るとミラーが下がるの繰り返し。

本当に直るのかと半信半疑で修理に出しましたが、バッチリ直って帰って来ました。

修理されてまたこの快音が聞けて私は幸せ者です。大事に使います。

使ってみて

使い始めて気付いたのは、ピントの山がわかりにくいこと。

当たり前ですが、人間の視力には個人差があります。

それをカメラ側で調節しようというのが視度調節機能で、このカメラにはその視度調節機能がついてないので。

ペンタックスの視度調整レンズアダプターMとやらがとりあえず合うので自分の視力に合わせて(-3、-4くらい)使っています。

少し外れやすいですし、見た目もあまりかっこよくはないですが。

所有レンズ作例


PENTAX MZ-5

形式 35mmフィルム一眼レフカメラ
シャッター B、2秒〜1/2000秒(MANUAL)
30秒〜1/2000秒(AUTO)
電子式・縦走り金属幕フォーカルプレーンシャッター
露出計 TTL開放分割測光(6分割)
TTL中央重点測光
TTLスポット測光
ファインダー 視野率92%
レンズマウント ペンタックスKAF2マウント
電池 CR2を2個
発売年 1995年

あらまし

初めてのペンタックスのカメラがこのカメラでした。

私が持っているカメラの中で数少ない電子式のカメラです。

電池はCR2を2つ使用します。

MZ-3よりも評価が低いせいか、安く入手できます。

使ってみて

古いKマウントのレンズでも露出計が連動してくれるのでKマウントのマニュアルフォーカスレンズをつけて絞り優先、露出を1段+でシャッタースピードはカメラにおまかせ。というのがこのカメラの私なりのルーティン的な設定でした。

とにかく操作がシンプルで軽くて扱いやすく信頼度が非常に高いカメラです。多くのシーンで活躍してくれるいいカメラだと思います。

視度調節機能も接眼レンズ部分についているので、多少の調節はできるようになっています。

アイカップを外した状態 (接眼レンズ上部の+,-で視度を調節)

所有レンズ作例


ASAHI PENTAX SPF

形式 35mmフィルム一眼レフカメラ
シャッター B、1秒〜1/1000秒
機械式
横走布幕フォーカルプレーンシャッター
露出計 TTL絞り込み平均測光
ファインダー 視野率約93%
レンズマウント M42マウント(プラクチカスクリューマウント)
電池 水銀電池MR-9を1個
発売年 1964年

 

あらまし

ペンタックスのフィルムカメラの中で、かなり馴染みのある方が多いカメラではないでしょうか。

妻のお父様から頂きました。熊本地震でめちゃくちゃになった家の片付けをお手伝いしていると、出てきたのがこのカメラ。

頂いていいか尋ねると「もうたぶん動かないよ。」と。またまた馴染みの修理屋さんに持っていき修理を依頼。しっかり直って帰って来ました。

使ってみて

マウントがKマウントではなくM42マウント(プラクチカスクリューマウント)で、アダプター無しでこれらのレンズが使えます。

また、これにも視度調節機能はついていません。

ネットで調べてみるとNikonの接眼補助レンズとやらが合うようで早速購入。

少し固いですが、はまるのははまります。装置するのが固い分取れにくくはあるようです。

意外とちょうどいいのかもしれません。

所有レンズ作例


OLYMPUS OM-1

形式 35mmフィルム一眼レフカメラ
シャッター B、1秒〜1/1000秒
機械式
横走り布幕フォーカルプレーンシャッター
露出計 TTL中央重点平均測光
ファインダー 視野率約97%
レンズマウント オリンパスOMマウント
電池 水銀電池MR-9を1個
発売年 1974年(OM-1MD)

あらまし

妻のカメラです。妻が使わない時は私も使っています。

結局ほとんど私が使っているような気もしなくはありません。そうです。実際は私がただ欲しかっただけです。

シャッター音がAsahi pentax kxが「ペカシャン」なら、Olympus om-1は「シャカシャン」という感じ。

これも違う印象の好きなシャッター音で、なんとも小気味いい音を響かせてくれます。

使ってみて

私が持つ他のカメラと比べると、大きさは一番小さいように感じます。その分軽いですし持ち出し易いカメラです。

かといって、性能面で気になる点などないし、むしろ優秀。デザインも可愛らしくていいです。

巻き上げレバーが軽く、スムーズに巻き上げできます。

気になる視度調節機能ですが、これもペンタックスの視度調整レンズアダプターMが合います。

合いますが、これも少し緩く見栄えはよくはないという印象です。

まぁピント合わせが容易になる方がメリットなので、私は気になりません。

所有レンズ作例


CANON P

形式 35mmレンジファインダーカメラ
シャッター B、X、1秒〜1/1000秒
機械式
横走り金属幕フォーカルプレーンシャッター
露出計 キャノンメーター(別売)
セレン光電池式
ファインダー 一眼式レンジファインダー・パララックス自動補正式
アルバダ式ブライトフレーム(35mm・50mm・100mm)
倍率1.0倍(等倍)
レンズマウント ライカLマウント(L39マウント)
電池 不要
発売年 1960年

あらまし

一番最近購入したカメラです。

レンジファインダーのカメラといえば、私はLeicaが一番に頭に浮かびます。

もちろん検討し悩みましたが、最終的にcanon pこのカメラにしました。

pはポピュレールというのを表し、大衆路線カメラとして販売されました。

使ってみて

L39マウント採用(LeicaLマウント)で使用できるレンズの幅が広い。

なにより素晴らしいのが等倍ファインダーというところ。

広角35mmレンズ用の全視野内に50mmレンズ用と100mmレンズ用の視野枠があります。

50mmと100mmの枠はわかりやすいですが、35mmの枠はファインダーいっぱいに広がっているので見にくいなという印象。

私がこのカメラで使うなら50mmか100mmを選びます。

二重像合致式は最初難しく感じましたが、徐々に慣れてきた気がします。

ピントが合っている状態

ピントが合っていない状態

最近はある程度絞った絞り値にし、あらかじめシャッタースピードを決めといて無限遠固定で撮影したりしています。

明るい時と暗い時を左の切り替えスイッチのようなもので使い分けます。

明るい時は白文字、暗いときは赤文字を参考にして露出を決めます。

セレン光電池式の露出計がまだちゃんと動作していることも驚きです。

所有レンズ作例


ROLLEI 35S

形式 35mmレンジファインダーコンパクトカメラ
シャッター B、1/2~1/500秒

リーフシャッター

露出計 連動追針式
ファインダー アルバダ式・レンジファインダー

倍率0.62倍

レンズマウント レンズ固定(Sonnar 40mm f2.8 HFT)
電池 水銀電池MR-9を1個
発売年 1974年

あらまし

10年以上前「いい中古のフィルムカメラないかなー!」ということでしょっちゅう某カメラ屋さんに訪れていました。

当時は大学生。お金はないし、まだまだ写真を始めたばかりで右も左もわからない状態。

CanonやNikonなど自分が知っているメーカーで扱いやすそうなものを指をくわえて眺めてはアルバイトに勤しんでいた次第であります。

なので、このカメラがどんなカメラなのかなんて知る由もなく。

ただ「小さいのに高いな~!!」というのと、外観に関しても「なんか変!!」と感じたのを覚えています。

きっとまだまだ子どもだったのでしょう。一生触れることはないだろうと思っていましたが、まさか購入に至るとは。

使ってみて

これまで国産のカメラのみを購入し使用してきましたが、今回入手したこのカメラ、私初の海外のカメラです。

まずフィルムの入れ方から違いました。私のこれまでと逆なんです。

フィルムを装着する際、今まで後ろの蓋を開け左にパトローネを入れ右へフィルム部分を送って巻いていたのですが、このカメラは完全に逆でした。右から入れていきます。

Rollei35S

Pentax MZ-5

レンジファインダーカメラでファインダーから見える枠内が写ると思いきや案外枠より広範囲が写っている気がします。

正直なところ、本当は黒が欲しかったのですが、今となってはこの色も気に入っています。

所有レンズ作例


これからも都度、購入したカメラやレンズの使用感や気付いた事・感じた事を書いていきますのでよろしくお願いします。


 

 

  • この記事を書いた人

けーすみ

フィルムカメラ・フィルム写真が好きで、自宅に暗室を作りフィルム現像からプリントまでやっています。 カメラ・レンズや自宅暗室などの作例をメインに載せています。 とにかく「撮ってみて、焼いてみて。」の試行錯誤の日々です。 epilogとは「詩歌・演劇などの終わりの部分のこと。」を表す言葉で、一種の終活のように私自身がこれまで撮った写真や書いた詩、感じたモノや触れたコトに対する思いを、ブログとして綴っていこうと考えてepilog.というタイトルにしました。 私のやってきたこと・今やっていること・これからやっていくことが読者の方に少しでも有益となれば幸いです。

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