Rollei(ローライ)のカメラ Rollei35S で撮影した写真(画像)一覧と、実際に使ってみた感想

寒い日が続きますが、少しずつ暖かくなってきました。私の住む町ではそんな気がします。

もうすぐ三月。桜の季節です。他にも多くの植物が芽吹き花を咲かせます。

新しいカメラが欲しいと考えていました。レンジファインダー・軽い・コンパクト。とにかく持ち出しやすさ重視で。

Olympus TRIP35・Minolta AL-Eなどいろいろ検討しましたが、なかなか決めきれずにいました。

そこへ急に舞い降りてきたんです。Rollei35というカメラが。きっと違う風を吹かせたかったんです、自分の中で。

どうも、けーすみ(@ksumisan)です。

Rolleiといわれて真っ先に思い浮かぶのは、やはり二眼レフカメラではないでしょうか。

RolleicordやRolleiflexなど数多くの名機を世に輩出しておられます。

他にも数多くの素晴らしいカメラがある中で、今回はそのRolleiの35mm判カメラ、Rollei35Sを紹介していきたいと思います。

Rollei 35Sというカメラ

概要

シリーズ最初の方はドイツ製なのですが、途中から全てシンガポール製となります。私が購入したRollei35Sもシンガポール製です。

ファインダー部他、細かな部分が変わっているようです。変更された年やシリアルナンバー関連・その他詳しい変更部分については、私自身把握できておりません。勉強不足ですみません。よりカメラの歴史に詳しい方におまかせします。なので、ここでは割愛させて頂きます。一応、気になる方はローライ[引用元:Wikipedia]へどうぞ。

背面

Rollei35シリーズにはいくつか種類がありますが、私が購入したのはRollei独自のHFTコーティングがなされたSonnar 40mm f2.8のレンズが付いているRollei35S。

底部(閉まっている状態)

底部(開いている状態)

上部

向かって左部(絞りダイヤルとフィルム感度設定ダイヤル)

向かって右部(シャッタースピード設定ダイヤルとフィルムタイプ表示ダイヤル)

このカメラの簡単なスペックをこちらのROLLEI 35Sに載せておりますので、気になる方はそちらもどうぞ。

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購入後、一応いつものカメラ修理屋さんに見て頂きました。見立ては上々。

慣れた手付きで動作確認をされた後、わざわざあける必要はないとのこと。

お墨付きを頂いたところで、早速撮影に持ち出します。

露出計も付いていて動作しているようですが、正確かは定かではないのであくまで参考までに。

ちなみに、昔のカメラの露出計などによく使用される水銀電池MR-9は現在販売されていませんが、関東カメラサービスさんがMR-9のアダプターを販売されています。

SR43やSR44(LR44)などの酸化銀電池ないしアルカリ電池をはめ込んで使用します。使用する電池は要確認です。

関東カメラサービスさんのウェブサイト(MR-9アダプター)はこちら。古いカメラをお持ちで興味のある方は覗いてみてください。

ただ撮り終えて現像して気付きましたが、フィルムのコマ間にバラつきがあり、コマ間が全くない部分もありました。

微妙に重なっている部分もありますが、私の中では問題ない範囲なので気にしない気にしない。


使ってみて

使用の際、一番気になったのがピント合わせです。

私はレンジファインダーといったら二重像合致式が主だと思ってたのですが、こちらのカメラ、ピントは目測式というもので、これまた初見。

簡単に言うと「カメラからの距離はどれくらいかな?何メートルくらいかな?」を自分の目測で(ピント・距離を)決めるという手法です。

なので、基本パンフォーカスになるかと思います。

パンフォーカスとはざっくりいいますと、絞りをある程度絞って全体的にピントの合った写真を撮るという手法です。詳細はこちらへ。[引用元:Wikipedia]

正直、最初に感じたのは「大丈夫なのか?」です。

その時、ふと思い出しました。

かの有名な富士フイルムさんの「写るんです。」というインスタントカメラのことを。

「写るんです。」ってピント・露出は決めなくてもシャッターボタンを押すだけでどんな状況でも結構しっかり写ってくれますよね。

デジタルが主流の世の中ですが、最近になって「エモい写真が撮れる。」とかで、再び脚光を浴びるようになってきました。若い人たちの間ではバズっているようです。

なんて、最近の言葉を使ってみました。あんまり意味はわかってません。おじさんが若者振るといけませんね。

さてさて、冗談は抜きにして。

正直、多くの若い人がフィルム写真に興味を持って頂いて本当にありがたいです。

この流行がよい方向に転び、写真用フィルムやフィルムカメラなどフィルム写真界隈が盛り上がってくれたら嬉しいですけどね。あわよくば、メーカーさんがいろいろと再販したりフィルム写真関連の新商品を開発・販売してくれたらこれ幸いですが。

何はともあれ、フィルム写真の光が末長く続きますように。

と、話が逸れましたが、その「写るんです。」の柔軟性に疑問を抱いたわけですねー。きっと何かヒントが隠されている。

疑問を解き明かすべく「写るんです。」のスペックを調べることにしました。

ISO400

焦点距離 32mm

絞り f10

シャッタースピード 1/140秒

撮影距離範囲 1m~無限遠

抜粋して載せていますので、詳しい「写るんです。」のスペックを知りたい方はこちら。[引用元:富士フイルムメーカーサイト]

Rollei35

取扱説明書の13ページに被写界深度表なるものを発見しました。

  絞り
距離 f11
6➡∞
6 3➡∞
3 2.0➡6

こちらも気になった部分だけ抜粋しています。詳細は、Rollei35 取扱説明書(PDF)[引用元:KPI(株式会社ケンコープロフェショナルイメージング)メーカーサイト]へ。

もう新品では販売されていないものの取扱説明書を、こうして掲載して頂けるのって本当にありがたいですよね。感謝申し上げます。

これらのデータを考慮した上で、私なりの露出を決めていきます。

絞り f11

シャッタースピード 1/250秒

ピントは6mのところ

こうしておけばデータ上は全体的にピントの合った写真が撮れるはず!という算段なんですねー。

あくまで晴れの日前提の設定です。

日陰や曇りであればシャッタースピードを1/125秒ないし1/60秒にしてもよいですが、被写体が動くものだとこのシャッタースピードでは若干不安ではあります。パンフォーカスなので絞りを変えるのも心苦しい気がします。

なんて四の五の言ってますが、結局はシャッタースピードも絞りもタイミング見計らって変えますけどね。

実際の撮影時は、気に入った瞬間と出くわしたら細かいことは考えずにシャッターを切っています。

ネガフィルムのラティチュードさん、いつもありがとう。

使用したフィルムは「Kodak ultramax 400」です。

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作例



若干検討違いでした。やはりそう上手くはいきません。

シャッタースピード・絞りなどは問題ないようですが、この設定だと遠景部分はぼやけてしまっています。

風景を撮る場合は無限遠が無難な気がします。

私自身、このカメラで撮るのは家族や雰囲気のある町並み・猫などスナップの要素が強いので、もう少し手前にピントをおいてみようと思います。

あとは現場にて即興で合わせたものを少々。

それにしてもよく写る。小さいからといって侮るなかれ。

コンパクトで軽いので持ち出しやすく、写真を楽しめるカメラだと思います。

また私が今まで扱ってきたカメラ・レンズとは毛並みが異なると感じました。発色は独特で明らかに違う雰囲気の写真に仕上がります。

こうなってくると、普通のRollei35(Tessar 40mm f3.5)も欲しくなっちゃいますよね。モノクロのネガフィルムなんか入れて撮ってみたい。

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  • この記事を書いた人

けーすみ

フィルムカメラ・フィルム写真が好きで、自宅に暗室を作りフィルム現像からプリントまでやっています。 カメラ・レンズや自宅暗室などの作例をメインに載せています。 とにかく「撮ってみて、焼いてみて。」の試行錯誤の日々です。 epilogとは「詩歌・演劇などの終わりの部分のこと。」を表す言葉で、一種の終活のように私自身がこれまで撮った写真や書いた詩、感じたモノや触れたコトに対する思いを、ブログとして綴っていこうと考えてepilog.というタイトルにしました。 私のやってきたこと・今やっていること・これからやっていくことが読者の方に少しでも有益となれば幸いです。

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