【カラーネガ現像⑫】C-41RA対応 オリエンタルカラー BAN1RでKodak ultramax400とFUJICOLOR 業務用100(期限内切れフィルム)を自家現像した結果と作例


フィルムで写真を撮っていると、期限切れのフィルムにでくわすこと、もしくは手持ちのフィルムの期限が切れてしまうことってあると思うんです。

私、そういうことが結構あるんです。

今回、訳あって試し撮りせねばならぬ機会がありましたので。

普通に撮り終えたカラーネガフィルム(Kodak ultramax400)と合わせて、期限切れのFUJICOLOR 業務用100を自家現像していきます。


概要

現像方法や薬品は以前の記事に書いています。

  • 現像方法と薬品の分量
【カラーネガ現像⑧】C-41RA対応 オリエンタルカラー BAN1Rを用いたKodak portra 400とKodak ultramax 400 の現像時間を5分にした結果と作例

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  • 使用薬品の紹介
オリエンタルカラー BAN で現像
【カラーネガ現像②】C-41RA対応薬品 オリエンタルカラー BAN での現像・作例 薬品の作り方等

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定着液だけ変更してます。

以前

今回

以前は、中外のマイフィクサーを使っていましたが、いろいろな訳がありましてシルバークロームのラピッドフィクサー。

同じ非硬膜のタイプですし、使用液を作る際の分量も同じなので、使い勝手としてはいい感じです。

中身は一緒とかいうやつなのかな?

わかりませんが、今のところ何の不満もなく。

発色現像液の液温は30℃・現像時間は5分でいきます。

上の現像方法の記事でも紹介していますが、改めて。

作例

Pentax mz-5 /smc pentax-m 50mm f1.7 /Kodak ultramax 400

Olympus om-1 /olympus om-system zuiko mc auto-s 50mm f1.4/FUJICOLOR 業務用100(期限切れ)

オリンパスOM-1は、以前からどこからか光線漏れがみられたので、先日モルトを交換して試し撮りのためこの期限切れの業務用100を詰めて撮影しました。

Asahi pentax kx /smc pentax-A 70-210mm f4 /FUJICOLOR 業務用100(期限切れ)

Asahi pentax kxは、長いこと持ち出してなかったので、こちらも試し撮りを兼ねて。

まとめ

pentax mz-5に関しては、まぁよく写りますよね、pentax。好みの描写です。

FUJICOLOR 業務用100(期限切れ)の方もなんか意外とちゃんと写っています。

オリンパス  om-1の光線漏れは大丈夫そうなので、kodak colorplus200を入れてみよう。

撮影時の露出やコマによっていろいろと異なりますが、スキャンしてしまえば的なところ。

自動補正やレタッチで案外色もそれなりにニュートラルな色が出てたり出せるんじゃないかなと思います。

(私、その辺に疎いので特に手は加えてませんが笑)

(勝手になんとなくいい感じになるようになっているのか、不明です笑)

これがプリントとした時にどうでるか、気になるところではあります。

今回は、たまたまそれなりに写りましたが、毎回こうではないことはみなさんご存知の通りかと思います。

決して期限切れフィルムの品質を保証しているわけではないので悪しからず。

逆に、あえて期限切れのフィルムを使って、他と違う表現を狙ってされてる方もいたりいなかったり。

使う使わないは個人の自由ですが、使う場合は、自己責任でお願いします。

現に、私も光線漏れの有無、シャッタースピード・絞り等、カメラとレンズの動作の確認、又は現像の際、リールに巻き付ける練習に使うなどお試しのために使用しています。

写真を撮るのはいつだって大切なシーンだと思うので、基本的に期限切れではないフィルムを使いましょう!



 

 

  • この記事を書いた人

けーすみ

フィルムカメラ・フィルム写真が好きで、自宅に暗室を作りフィルム現像からプリントまでやっています。 カメラ・レンズや自宅暗室などの作例をメインに載せています。 とにかく「撮ってみて、焼いてみて。」の試行錯誤の日々です。 epilogとは「詩歌・演劇などの終わりの部分のこと。」を表す言葉で、一種の終活のように私自身がこれまで撮った写真や書いた詩、感じたモノや触れたコトに対する思いを、ブログとして綴っていこうと考えてepilog.というタイトルにしました。 私のやってきたこと・今やっていること・これからやっていくことが読者の方に少しでも有益となれば幸いです。

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