【カラーネガ現像⑧】C-41RA対応 オリエンタルカラー BAN1Rを用いたKodak portra 400とKodak ultramax 400 の現像時間を5分にした結果と作例


朝晩はまだまだ寒い日が続きますが、日中はだいぶ暖かさを感じる今日この頃。

みなさまどうお過ごしでしょうか。

寒暖差がありますので、体調管理には十分気を付けていきたいところ。

あ、けーすみ(@ksumisan)です。

今年こそは、桜を撮りにいきたいと思っているのであります。

Color negative film developing

今回はカラーネガフィルムを現像していきます。

今まで発色現像を40℃前後でやっていたんですが、3分とはいえ40℃をキープするのは結構大変。(設備不足ですみません。)

そしてバタバタする。

なので、以前からもう少し低い液温でできないかなと考えてたんです。

今回思い切って、発色現像を30℃・5分で現像していきます。

薬品(オリエンタルカラーBAN-1R)

薬品に関してはこちらの記事と同じです。

オリエンタルカラー BAN で現像
【カラーネガ現像②】C-41RA対応薬品 オリエンタルカラー BAN での現像・作例 薬品の作り方等

はーい!けーすみ(@ksumisan)です。 今回は前回と違う薬品で現像していきます。 使用するもの ...

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若干の液量の変更と、液温と現像時間に変更があります。

   処理液 A B C
以前 600ml 528ml 48ml 12ml 15ml
今回 600ml 528ml 50ml 10ml 15ml

かなり久方ぶりということで一応。

現像の流れ

発色現像(30℃前後) 5分(最初30秒連続撹拌➡以降1分毎10秒撹拌)

水洗 2~3回水を入れ替えて流します。(発色現像液を次の工程に持ち込まないように。)

漂白(だいたい25℃前後) 5分(最初30秒連続撹拌➡以降1分毎10秒撹拌)

水洗 2~3回水を入れ替えて流します。(漂白液を次の工程に持ち込まないように。)

定着(だいたい25℃前後) 5分(最初30秒連続撹拌➡以降1分毎10秒撹拌)

水洗 3~5分

水滴防止剤 30秒浸す

乾燥

(※赤文字が変更点。)

これでやっていこうと思います。

使用する機材

使用カメラはpentax mz-5、smc pentax-m 50mmf1.7。

このカメラとレンズに関してはこちらの記事にも書いていますのでよろしくお願いします。

PENTAX(ペンタックス)のレンズ smc pentax-m 50mm f1.7 で撮影した写真(画像)一覧と、実際に使ってみた感想

どうも。けーすみ(@ksumisan)です。 最近、夕方の光が非常に魅力的で17時頃になるとドキドキ ...

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使用フィルムは、Kodak portra 400、Kodak ultramax 400です。

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それでは早速。

作例

Pentax mz-5 /smc pentax-m 50mm f1.7 /Kodak portra 400

Pentax mz-5 /smc pentax-m 50mm f1.7 /Kodak ultramax 400

まとめ

普通にしっかり仕上がりました。

むしろ、全体的にこちらの方がいいんじゃない?

と思えるほど。

なにより、落ち着いて、いい流れで現像できた気がします。

それで、これくらい結果が出るならばこれからは発色現像30℃・5分でいこうかなと思ってしまいます。

何より気持ち的にね、楽。笑



 

 

  • この記事を書いた人

けーすみ

フィルムカメラ・フィルム写真が好きで、自宅に暗室を作りフィルム現像からプリントまでやっています。 カメラ・レンズや自宅暗室などの作例をメインに載せています。 とにかく「撮ってみて、焼いてみて。」の試行錯誤の日々です。 epilogとは「詩歌・演劇などの終わりの部分のこと。」を表す言葉で、一種の終活のように私自身がこれまで撮った写真や書いた詩、感じたモノや触れたコトに対する思いを、ブログとして綴っていこうと考えてepilog.というタイトルにしました。 私のやってきたこと・今やっていること・これからやっていくことが読者の方に少しでも有益となれば幸いです。

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