朝夕は涼しくて、時に寒いほど。
雨の季節がすぐそこに。
本日もカラーネガフィルムの現像を行なっていきます。
今回使用したカメラとフィルムはOlympus om-1にKodak portra400。
Rollei 35sにはKodak ultramax400をつめたもの。
少しずつ手持ちの在庫がなくなってきましたが、まだKodak portra400、あります。
久しぶりにRollei 35sで撮影に出かけ、撮り終えたのでそちらもご一緒に。
前置き
前回は大いに外れた仕上がりになりました。
-
-
【カラーネガ現像⑥】C-41RA対応 オリエンタルカラー BAN1R+RA-4 発色現像スターターを用いてKodak portra400の現像・作例 ②
憧れのKodak portra400。 機材はこちら。 現像方法は前回と同じなので、そちらを。 今回 ...
続きを見る
その後、ショックでいろいろと勝手に原因はなんだったのか考えてみたりして。
液温?液の劣化?濃度?どうなるかな。
使用機材はこちら。
-
-
【カラーネガ現像①】現像機材の紹介とカラープリント用薬品 コダック エクタカラー RA-4 を用いての現像・作例 薬品の作り方
けーすみ(@ksumisan)です。 だいぶ暖かくなりました。これから暗室作業をするにはいい季節にな ...
続きを見る
使用薬品・現像手順はこちらをご覧ください。
-
-
【カラーネガ現像④】C-41RA対応 オリエンタルカラー BAN1R+RA-4 発色現像スターターを用いての現像・作例
久方ぶりに街中に出かけた。 いろいろと変わっていた。 変わっていないものもあった。 表面上は。 きっ ...
続きを見る
しかし、今回はスターターを入れ忘れました。
まぁそんなこんなで現像していきます。
作例
Olympus om-1 /olympus om-system zuiko mc auto-s 50mm f1.4 /Kodak portra 400
Rollei 35s /sonnar 40mm f2.8 /Kodak ultramax 400
まとめ
スキャナーはEPSON GT-X900です。
盲点でした。
現像以前の問題で載せれる画像がないという...
Olympus om-1のスキャン画像なんですが、失敗した真っ黒のコマに青いものが写っているではありませんか!!
しかも、同じような箇所に...
きっとどこからか光が漏れているのだろうと想定して、モルトを張り替えることにしました。
それでもダメなら修理に出そうかな~と思って~おります。
唯一のスキャン画像、色味としては前回よりニュートラルになった気が。(コマによりけり。)
Rollei 35sに関しては、ピント以外は及第点かなと。(ピントは精進しますゆえ。すみません。)
柔らかい描写、発色もニュートラルな感じですし、己が技術が足りない分、ネガのラティチュードとカメラ自体の良い部分にいつも助けられてます。
ありがとう。
思慮してた部分の液温についてですが、私自身の許容されると思われる誤差の範囲でやりました。
だいたいの目安でいくと発色現像液の液温は38℃〜40℃。
漂白液と定着液は30℃くらい。
間違えなくこの範囲には入っているかと。
あと、想定していたのは液の劣化。
確かに、前回の現像の時は定着液をだいぶ使い回していた気はしますが、処理能力は確認しましたし、発色現像液と漂白液はいつも新しいものを使用しているのでここは大丈夫かなと。
濃度もいつも通り。
今回は発色現像スターター忘れたんであれですけど。
私が思うに、この薬品・この現像方法だとKodak portra400よりKodak ultramax400の方が相性がよい気がします。
現物のオレンジマスクもKodak ultramax400の方が私的に見慣れた感じだったので。
もちろん、自動現像機とか使ったり、他の方法で現像したりして違った結果を得ることができるのかもしれませんが、今の私の腕・設備諸々鑑みたところ、一応ここに着地しました。
当然のことながら、スキャナー自体の仕様・特性やスキャナーの設定等も考え直す余地は有り有りかなとも思います。
まぁとりのあえずKodak portra400自体はいいフィルムなので、私自身しっかり仕上げれる現像方法を模索していかなければ、なりませんね!
また新たな課題が続々と。
次はこの緑の強いコマをプリントしてみよう!!
プリント時の調節でどうにかできる範囲なのか?
いや、しないと、いけませんね〜!!笑
憧れのKodak portra400。
きれいな思い出に。